鎌倉でしかけ絵本屋さん「メッゲンドルファー」を構える嵐田康平さんについてです。
しかけ絵本って何?メッゲンドルファーってどんな意味の言葉なの?と気になることがいっぱいですよね。
今回あの有名な「マツコの知らない世界」に出演されると聞いて、嵐田康平さんとしかけ絵本について興味がでたので詳細を調べてみました!
お店の名前の由来や、しかけ絵本について気になる方はぜひ最後までご覧ください。
鎌倉のお店・メッゲンドルファー
まずは鎌倉にあるお店「メッゲンドルファー」について調べてみました!
2006年に日本初のしかけ絵本屋さんとして、鎌倉駅徒歩10分の好立地に店を構えた「メッゲンドルファー」
外観も絵本から飛び出してきたかのようなログハウス風で、お店に入る前からワクワクしますよね!
2019年から2020年頃にインタビューを受けられた時の内装写真がありました。
ひときわ目を引く壁のオブジェが気になりますね!
足?がいっぱい生えているのでタコでしょうか?8本よりも多いので、もしかしたらお店にある絵本の中の生物かもしれないですね。
しかけ絵本だけを集めた店内ということで、通常の本屋さんとは違った遊び心溢れるレイアウトになっています。
どれも手に取れるようにディスプレイされているので、鎌倉観光の一つとして立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
店舗名「メッゲンドルファー」の意味
そしてやはり気になるのが店名「メッゲンドルファー」。
音の響きからドイツ語かな?と思って調べてみたところ、それらしき人物に行き当たりました。
ロタール・メッゲンドルファー Lothar Meggendorfer
1847年ドイツのミュンヘン生まれ。
美術学校で学び、1865年にドイツの風刺週刊誌Fliegende Blatter(フリーゲンデ・ブラッター)やMunchener Bilderbogen(ミュンヘン・ビルダーボーゲン)で風刺画家として活躍する。
仕掛け絵本作家となったのは、1878年に息子のクリスマスプレゼントとして初めての仕掛け絵本「Lebende Bilder」を制作したのがきっかけといわれている。
複雑な仕掛けのしくみを数多く考案し、ドイツの仕掛け絵本の父と呼ばれている。
https://www.fineza-col.com/product-list/343
由来はおそらく19世紀ドイツ出身の画家「ロタール・メッゲンドルファー」のようです。
もともとは風刺画家として活躍し、その後しかけ絵本作家に転身したようですね。
メッゲンドルファーの作品の一つですが、本を読んでナニーにあやしてもらっている子供のイラストでしょうか。
机の奥行や、横の壁の扉と奥の窓との遠近感などがとても巧妙で、本当に一室を外から見ているかのような作りですね。
平面の絵本技術だけでは作れないしかけ絵本が1800年代には登場していたとは驚きです。
その後調べたところによると過去のインタビューでこのロタール・メッゲンドルファーから名前をとったとされる記事がありました。
名前の由来は、ドイツのしかけ絵本の父といわれている作家、ロタール・メッゲンドルファー(1847年~1925年)の名前をつけさせていただきました。
https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/a/kodomonohonya/kodomonohonya012/
しかけ絵本の父と呼ばれているようですので、まさにお店の名前にピッタリですね!
しかけ絵本ってなに?
ところでその「しかけ絵本」とは何なのでしょうか。
小さなころや、お子様用として絵本を手に取ることもあったと思いますが、その中に開くと立体的にイラストが飛び出てくる絵本はありませんでしたか?
このように、絵本になんらかの「しかけ」をしたものを文字通りしかけ絵本というんですね!
ほかにも、つまみを引っ張って空っぽの窓にキャラクターを登場させたり、ボタンを押すと音が流れるものなんかもありますね。
これはメッゲンドルファーでも購入できる白雪姫のしかけ絵本だそうです。
絵本ではなくしかけ絵本だからこそできる、視覚に訴えかける表現方法ですね!
絵本は子供のものというイメージがありますが、この白雪姫のしかけ絵本は芸術作品のように緻密な構造をしているので、大人でも楽しめそうですね。
嵐田康平さんとそのご家族
嵐田康平さんがなぜしかけ絵本の世界に足を踏み入れたのか。
実はもともとは奥様のアイデアだったそうです!
日本にしかけ絵本の専門店が一つもないことに驚愕した奥様が、定年退職を機に何か始めようとしていた嵐田さんにアイデアを持ち掛けたようです。
前例がない「しかけ絵本専門店」に当初は難色を示したようですが、結果今では全国からしかけ絵本を求める来訪者が絶えないお店になりました。
奥様のアイデアと、それに乗っかって挑戦した嵐田さんがいたからこそ実現したお店だったんですね。
しかし定年退職後に起業するとなると難しく感じますよね。
調べたところによると50代以上の起業の成功率は70%近くあるようです。
最初は私も起業というと人生を賭して挑む一大イベントのように思っていて、また成功するかどうかもギャンブルのようなものかと思っていました。
しかしこれまでの経験や勘といったものによってリスクを減らすことができるのかもしれないですね。
少し前に話題になったTEDでのスピーチでも、シニア企業について触れられています。
嵐田さん夫妻のように、興味のある分野で定年退職後も仕事ができたら素敵だなと思いました。
マツコの知らない世界に出演!
そんな嵐田さん一家が10月10日 20:57~「マツコの知らない世界」に出演されます!
現在はご夫婦と息子さんでお店を切り盛りしていらっしゃる嵐田さん一家が、総出でしかけ絵本の魅力についてプレゼンしてくださるようです。
しかけ絵本の魅力と、マツコさんのトークが合わさるとどんな展開になるのでしょうか?
しかけ絵本のページをめくるように先が読めなくてわくわくしますね。
まとめ
今回は鎌倉のしかけ絵本屋さんメッゲンドルファーと店主の嵐田康平さん一家について調べました!
・しかけ絵本のお店は鎌倉駅から徒歩10分ぐらい
・店名「メッゲンドルファー」の由来はドイツのしかけ絵本の父と呼ばれる人物
・しかけ絵本は飛び出したり、音が流れたりなど細工のある絵本
・創業のきっかけは奥様
そして、マツコの知らない世界に出演されます!
マツコさんと一緒にしかけ絵本の世界について探求できるのが楽しみですね。
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