鉄道沿線ひたすら歩き旅という番組で出てきた富山の「あやめ団子」についてです。
お団子屋さんといえば観光地に一つはある、旅に欠かせないおやつですよね。
みたらし団子や三色団子はよく耳にしますが、あやめ団子とはどんなお団子なんでしょうか?
あやめといえば紫色のお花?由来は?
初めて聞く名前だったので、気になって調べてみました。
おすすめのお店についても調べてみたので、富山旅行であやめ団子を食べたい方はぜひご覧ください。
あやめ団子とは
調べてみたところ一説では、あやめ団子は富山市であやめが咲く季節に売り出されて、富山の初夏の風物詩になったようです。
あやめというのは、販売時期に咲いている花から取られた名前だったんですね。
私はてっきり紫色のお団子を想像していたので、あやめというのが名前だけでよかったです。
あやめは5月頃に咲く花なので、あやめ団子は夏の団子なんですね。
あやめ団子はどんな味?
あやめ団子は串にささった持ち歩きしやすい団子です。
餅の部分は上新粉でできているので、みたらし団子などと同じような味わいが予想されます。
また、特徴的なまったりとした餡は煮詰めた黒砂糖に片栗粉でとろみをつけたもので、みたらしよりもドロッとしているのが印象的ですね。
夏に販売される団子ということで、ほかの団子よりも水分量を多くしているようで、暑い夏でも食べやすいことが特徴のようです。
確かに夏になるとゼリーとかアイスとか、とにかく冷たくて流し込みやすいデザートが人気ですよね。
お団子といえばどちらかというとねっとりもっちりのイメージなので、夏の食べ物という感じはしないですよね。
ただ、京都の祇園祭で販売されるちまきも同じ団子ですが、これも通常の団子よりも歯切れがよくねばついていなかったことを覚えています。
富山のあやめ団子も夏に合わせて作られた、つるっと食べやすいお団子なんですね。
あやめ団子で人気のお店2選
富山に行ったらあやめ団子を食べてみたいですよね!
おすすめのお店を2つご紹介いたします。
石谷もちや
一つ目はあやめ団子といえば「石谷もちや」といわれるぐらい、あやめ団子を看板商品として売り出しているお店。
もともとはせんべい屋だった石谷もちやさんでは、昭和30~40年頃からあやめ団子を販売されています。
素材と製法にとことんこだわり、団子自体は非常にシンプルに仕上げた石谷もちやさんのあやめ団子は、沖縄の波照間から取り寄せた黒糖や上新粉に餅粉を混ぜるなどちょっとの工夫が光ります。
石谷もちやさんは富山駅から路面電車に乗り換えて「西町」駅で下車すると徒歩で行くことができます。
営業時間は9:30~17:30、水曜日が定休日です。
あやめ団子は1本130円なので、富山に立ち寄った際は買い求めに行きたいですね。
冷凍での販売もあるので、お土産にも最適です。
ささら屋
続いてご紹介するのは、富山県内に4店舗、東京大阪にそれぞれ1店舗の計6店舗を構えるささら屋さんです。
ささら屋は富山南砺市が発祥となっています。
今回ご紹介したあやめ団子をはじめ、みたらし団子や醬油団子も取りそろえているので、団子の違いを比べて食べるのが楽しそうですね。
また、南砺にある本店をはじめ富山駅や立山インターの近くなどアクセスのよい場所にあるので、立ち寄りやすいのもうれしいですね。
富山に行くのはちょっと遠いなという方には東京と大阪にも店舗があるので、あやめ団子を求めて来店してみてはいかがでしょうか?
あやめ団子は1本150円で購入できます!
ささら屋 立山本店は平日10:00~16:00、土日祝10:00~16:30で営業しています。
元旦休みでその他は不定休です。
また、店舗によって営業時間は異なるのでお近くのささら屋へ行く際は、調べてから立ち寄ってみてくださいね。
鉄道沿線ひたすら歩き旅で登場!
今回の土曜スペシャルでは「鉄道沿線歩き旅17 絶景の紅葉を見に行くぞ!富山〜立山60km」が放送されます。
60kmというと車の距離ですが、それを歩いて旅するなんてすごいですよね。
しかもスマートフォンなどは一切使えないようです。
今回ご紹介したあやめ団子も登場するので、気になった方はぜひ食べに行ってみてくださいね!
鉄道沿線ひたすら歩き旅は10月21日(土)18:30~20:54で放送されます!
まとめ
今回は富山名物のあやめ団子について調査してみました。
あやめが咲く初夏の団子なのであやめ団子
初夏に合わせて水分量が多く食べやすい
どろっとした黒糖あんが特徴
あやめ団子といえば石谷もちや
東京大阪でもかえるささら屋もおすすめ
初夏におすすめのあやめ団子ですが、つるっと食べやすい団子なら年中たのしめそうですね!
10月は月もとってもきれいなので、お月見しながら食べるのも素敵な思い出になりそうです。
コメント