イタリア人の和菓子バイヤージュンティーニ・キアラさんが秋の和菓子紹介をされていました。
その中でも11月の和菓子「亥の子餅」について気になったので調査してみました!
いのししの子どもの餅?一体なぜそんなマニアックな和菓子が誕生したんでしょうか。
その由来やマツコの知らない世界で紹介されていたお店について調査したので、食べてみたい方はぜひご覧ください!
イタリア人バイヤー:ジュンティーニ・キアラ
今回はイタリア人の和菓子バイヤー「ジュンティーニ・キアラ」さんが紹介してくださったのですが、彼女は10年ほどあの高島屋で食品売り場を担当しているようです。
2013年にイタリア・フィレンツェから日本にやってきたキアラさんは、その後高島屋に入社されます。
そして「食料品売り場 味百選 銘菓百選」の売り場を担当され、2016年からはストアバイヤーとして仕入れを担当されています。
つまり約10年もの間、高島屋の和菓子コーナーを支えてきたベテラン中のベテランバイヤーさんです。
しかしなぜイタリア人のキアラさんが日本の和菓子を担当されているのでしょうか。
キアラさんはもともと日本のアニメや漫画が好きだったようです。
一時は漫画家を志したこともあるようですが、その後は日本に住む!という目標に代わり、現在は日本で高島屋のバイヤーやモデルとして活動されています。
和菓子担当というのはおそらく偶然の配置であったと思いますが、全国においしい和菓子を探しに行くなどプライベートでも和菓子愛が強いのでキアラさんのおすすめなら間違いなしでしょう!
亥の子餅とは
そんなキアラさんが紹介されていた「亥の子餅」とは一体何でしょうか?
調べてみたところ亥の子餅はあの「源氏物語」にも登場するほど古くからある和菓子で、無病息災などの意味が込められた品のようです。
見た目は茶色くてコロンとした楕円形のフォルムのまさにいのししの形をしたものが多いようです。
旧暦の亥の月(現在の11月),最初の亥の日の亥の刻といういのしし尽くしの日にこの「亥の子餅」を食べると無病息災でいられるといわれているようです。
現在でいうと亥の月の最初の亥の日の亥の刻は一体いつになるんでしょうか?
調べてみたところ2023年の亥の日は11月1日(水)でした!
そして、亥の刻は21~23時ごろを指すようです。
なので、亥の子餅で願掛けをするのであれば2023年11月1日(水)の21~23時ごろに食べるのがおすすめですね。
夜の時間帯なので亥の子餅さえ手に入れることができれば、平日でもチャレンジしやすそうですね。
島根出雲の亥の子餅
マツコの知らない世界に登場する島根出雲の亥の子餅はどこで買えるのか調べてみました。
吉岡製菓
いのししの目が愛らしい亥の子餅ですね!
吉岡製菓さんは昭和28年から島根出雲で和菓子を作られている、老舗和菓子店です。
亥の子餅のように伝統ある和菓子の他、自社開発された「ルビーいちご」といういちご型の大福など、斬新なアイデア商品も備える、進化する和菓子店です。
吉岡製菓の亥の子餅は北海道産の餅粉に島根県産の出西生姜を混ぜた刺激のある餅生地で黒ごま餡を包んだ一味変わった亥の子餅になっています。
餅生地にも白ごまをたっぷり練りこんでいるので、口に入れた瞬間からごまの風味が鼻を突き抜けそうですね。
購入方法
吉岡製菓さんは島根県出雲市に本店を構えていらっしゃいます。
駐車場があるので、車で買い物に行くことができます。
最寄り駅はJR荘原駅なのですが、徒歩で行くと約15分ほどの道のりとなっています。
営業時間:9:00〜19:00
定休日:火曜日
また、吉岡製菓さんは通信販売も行われています。
亥の子餅は冷凍便で注文することができ、6個1944円で販売されています。
ただ、番組の影響で注文が殺到することが予測されるので、亥の日に間に合わせるためには早めの注文が必須のようです。
すでに10月23日時点で配達日指定不可となっていますのでご注意ください。
マツコの知らない世界に亥の子餅が登場
マツコさんの口にもごまたっぷりの亥の子餅が運ばれます。
ありのままの食レポが素敵なマツコさんの感想が気になりますね!
秋の和菓子スペシャルは10月24日(火)20:57〜22:00に放送です!
まとめ
今回はマツコの知らない世界に登場したイタリア人バイヤーキアラさんと、亥の子餅について調べてみました。
- イタリア・フィレンツェから来日し、高島屋の和菓子バイヤーとして活躍
- 亥の子餅は11月に食べる無病息災を願う和菓子
- マツコの知らない世界に登場した亥の子餅は吉岡製菓のごま亥の子餅
この季節は寒暖差から風邪をひきやすいですから、亥の子餅を食べて無病息災を願いたいですね。
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