ガイアの夜明けで紹介されていた、空き店舗が丸ごとホテルになった商店街についてです。
商店街といえば全国各地に存在し、私が借りている部屋の横にも大きな商店街があります。
ですが、入り口から見て空いているお店はなんと1軒だけ。
昼間でもなんだかさみしい雰囲気の商店街になってしまっています。
今回紹介されていた大阪・布施にある商店街には私も行ったことがあるのですが、どちらかというと活気づいた生きた商店街だったので、空き家問題があるとはびっくりしました。
大阪もインバウンド需要が戻ってきたので、空き店舗を有効活用してホテルを増やすのは素敵なアイデアですよね。
大阪布施商店街のホテルのサービスやおすすめのランチスポットについてまとめてみたので、気になって泊まってみたいなという方はぜひ最後までご覧ください。
SEKAI HOTEL FUSE
布施商店街のホテルは「SEKAI HOTEL Fuse」という名前です。
まち全体を一つのホテルとして見立てていて、宿泊に使う部屋以外のお風呂や食事といった設備は、商店街ある飲食店や銭湯を使うという様式になっています。
商店街の空き店舗を改装してホテルに仕立てており、全部で5ヵ所に部屋があります。
最近増えてきた民泊のような感じですよね。
大阪ではインバウンド需要の増加から近年民泊の数が増えてきています。
新型コロナウイルスの影響で一時は数が減るなど打撃を受けましたが、インバウンド回復後はむしろ部屋数不足解消のカギとなる存在になっています。
民泊のメリットはほとんどが素泊まりプランなので宿泊費を抑えることができたり、特に大阪では食いだおれというほどおいしいものが多いですから、自由にご飯を食べることができるのがいいですよね。
布施のSEKAI HOTELは、ホテルとしてしっかり整えられていてかつ、大阪の下町文化を味わうことができるのでホテルと民泊のいいとこどりのようなスタイルですね。
宿泊料金
部屋の種類によって宿泊料金は異なります。
お部屋は一人でも宿泊可能なドミトリータイプから、定番のツイン、大人数の旅行でも利用可能な最大6人まで泊まれるスーペリアと幅広いタイプがそろっています。
どのお部屋も白い寝具と暖かい木のフレーム、落ち着いた間接照明でモダンにまとめられています。
ホテルの外観は町工場や店舗をそのまま残しているので、中と外のギャップが楽しいですね。
予約は公式HPや各種宿泊予約サイトからすることができ、ドミトリータイプで1泊7000円~、そのほかの部屋は15000円~となっています。
人数やお部屋のタイプで料金が異なるので、旅程に合わせて選んでみてくださいね。
ホテルのサービス
プランによって異なりますが、ちょっと変わったモーニングや銭湯の特典があります。
銭湯「戎湯」
ラジウム温泉や露天風呂などいろんな種類のお湯を楽しめる昔ながらの町の銭湯を1回利用できる特典が付いてきます。
今は一家に一つは必ずバスルームがあるので、銭湯を利用する機会はなかなかないですよね。
もしかしたら1回も行ったことがない人もいるかもしれません。
ホテルではドミトリーとスタンダード(2名部屋)は共用のシャワールーム、そのほかはバスルームもしっかりついているのですが、この機会に銭湯デビューも面白そうです。
お風呂上がりの瓶牛乳を楽しんでくださいね。
営業時間は13:30~23:30。水曜日は定休日なので注意してくださいね。
モーニング提供店
SEKAI HOTELさんと提携しているモーニングを食べられる喫茶店は2店舗あります。
1店舗目は「池田屋珈琲」。
こちらのおすすめはミックスサンドイッチ!
ボリュームたっぷりの玉子サンドはSEKAI HOTELのスタッフさんもおすすめされている一品です。
また、内観も昔ながらの喫茶店といったレトロな作りで螺旋階段などもあるので、建物好きな方にもおすすめの喫茶店です。
2店舗目は「カフェプレール」。
こちらは先ほどご紹介した池田屋珈琲さんの系列店です。
煉瓦造りの外観がシックな印象で、カフェと喫茶店の間のような落ち着いた空間になっています。
こちらでも池田屋珈琲さんで使用されている自社製パンを使ったトーストを提供されているので、ミックスサンドを注文することができます。
どちらの店舗も不定休となっていて、8:00~利用可能です。
お好みでお気に入りの店舗のモーニングを食べてみてくださいね。
また、お部屋で朝ご飯を食べたい方はモーニングBOXに変更することもできるようなので、小さなお子様がいても安心です。
おすすめランチ
布施駅周辺はランチ激戦区となっています。
特に人気の老舗洋食店を2店ご紹介します。
洋食の店 紀の国屋
創業70周年を迎える洋食の店紀の国屋は布施駅徒歩1分の位置にあります。
レンガ調の外観に重厚感あふれる屋号。
昔ながらの洋食屋さんといった風情が中に入らずとも伝わってきます。
カツやカレー、ステーキといった洋食と言ったら思い浮かべるものがすべて詰まったお店です。
また、洋食屋さんのランチなのにお味噌汁が付いてきて、昔ながらの日本のお店感がますます増します。
定休日は月曜日、ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~20:00の2部制です。
正統派の洋食を食べたい方はぜひ行ってみてください。
自由亭
こちらも老舗の洋食屋さんです。
創業55年の自由亭は父母息子のご家族で営業されています。
一押しポイントはそのボリューム!
トンカツやオムライスといった定番メニューが思っているより大きめサイズで登場します。
ランチセットは1000円以下で注文することができるので、コスパ最強の洋食ランチです。
ランチ時はすぐに満席になってしまって待ち時間ができるようなので、早めに行くかゆとりをもっていくことをお勧めします。
定休日は水曜日、ランチ11:30~14:30、ディナー17:30~18:50の2部制です。
おなかいっぱい食べたい方はぜひ行ってみてくださいね!
大阪主要名所へのアクセス
モーニングやランチは布施で楽しんで、その後はいよいよ大阪観光ですよね!
布施商店街の最寄駅、近鉄奈良線布施駅は東大阪市という大阪の中心から奈良よりに位置する場所にあります。
道頓堀のグリコで有名な難波までは電車で10分。
大阪城や海遊館なども電車圏内です。
また、布施から奈良へも電車1本で30分ほどなので、大阪と奈良を楽しむ旅には最適の立地となっています。
1日目は大阪で食いだおれて、布施でゆっくり充電し、2日目は奈良で古都に触れる旅…というのもメリハリがあって楽しそうですね。
大阪・奈良観光の際はぜひSEKAI HOTELを利用してみてくださいね!
ガイアの夜明け
大阪・布施商店街のホテルがガイアの夜明けに登場します!
SEKAI HOTELは今年で創業5年目。
近頃はメディアでも多数特集が組まれ、シャッター商店街を活用する新たなビジネスモデルとして注目を浴びています。
大阪布施だけではなく、商店街は全国に存在しているので、このホテル化計画は夢が広がるアイデアですよね。
ガイアの夜明けではその仕掛けに迫っているので、ぜひ見てみてくださいね。
ガイアの夜明けは11月3日22:00〜22:54に放送です。
まとめ
今回は商店街を丸ごとホテルにした大阪・布施のSEKAI HOTELについて調べてみました。
- お風呂や食事は商店街の施設を利用
- 各種サービスがついて1名7000円~
- モーニングは地元人気店の喫茶店で
- ランチおすすめは駅すぐの洋食屋さん
- 大阪・奈良へは10~30分ほどの好立地
大阪の魅力あふれる布施の商店街で、ぜひ素敵な思い出を作ってくださいね。
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